あるポスティングスタッフに遭遇したときのことです。
そのスタッフは20代後半くらいの男性だったのですが、
ポストがある敷地内で出会って
こちらから「あ、こんにちは」と挨拶をしたのにも関わらず
チラリとこちらを見たかと思ったら、
無言でポストにチラシを入れて去っていったのです。
思わず「いりません! 勝手に入れていかないでください」と追いかけそうになりました。
あいさつをしたのに無視されたのは流石に初めてでしたが、自分からあいさつをするポスティングスタッフはかなりレアです。
逆に、自分が住んでいる集合ポストの前、すぐ隣のポストに配布している人を見ても、住人の方々からあいさつしてくれるのはマレです。
なぜなら「この人は怪しい人なのではないか?」と疑いの目でみるからです。
ポストがある場所は、ほとんどが住居の目の前か集合住宅の敷地内。
知らない人がいて何かしていたら「不審者ではないか?」と警戒するのは当たり前のことです。
そして、不審者ではなくポスティングスタッフだと分かっても、無言で入れて去っていくような人が入れたチラシは、見ずにゴミ箱に殴り捨ててやりたくなるのが人間というものです。
警戒心センサーが動いているときなので、いつも以上に不愉快に感じてしまうからです。
また、住人の方によっては、チラシの社名や店名を見て、ポスティング会社ではなく、社名や店名に不快感を持つ場合もあります。
住人の方からしたら、ポスティングをしているのがポスティング会社の人間なのか、会社や店舗の方々なのか全く分からないからです。
こうしたことから、ポスティングスタッフの気持ちの良いあいさつは重要だと考え、クラシード目黒ではポスティングスタッフに「住人の方々への気持ちの良いあいさつ」を徹底するよう指導しております。